ハイエースSONOMA:EFDELTAでサブバッテリー要らず

ハイエースSONOMA:EFDELTAでサブバッテリー要らず

EFDELTAの凄さ

ハイエースでキャンプや車中泊をするときの電気供給源として、キャンピングカーではサブバッテリーを搭載する仕様が多く、SONOMA(Santa Rosa)にもオプションでサブバッテリーが存在していました。

サブバッテリーを導入するとインバーターや100Vコンセント増設、外部充電なども含めると30万を超える買い物になります。当然メリットは大きく、キャンプ・車中泊で車内灯を気にせず使えたり、車内で電気製品(コンロや冷蔵庫、扇風機など)が使用可能になり、また走行充電で充電量は自然と回復します。

でもうちの場合、結論としてはサブバッテリーは不要と判断しました。まずもってソロキャンプを頻回に行っていた経験があり、そもそも必要なものは最近ではなんでも充電式や電池で対応できます。コンロなどはキャンプの場合ガスバーナーが簡単・楽で、バッテリー電源にたよならくても全く問題ないことはわかっていました。ここ最近のモバイル文化の発達は凄まじく、なんとな「サブバッテリーいれとけば安心」というのは、自分の使い方としては違う気がしていました。

ただ、そうはいっても旅行やキャンプで電源があればよかったというシーンはいままでもありました。キャンプ先でシャワーなどを利用し、ドライヤーがない時などは先代のオデッセイの車内電源では対応できませんでした。出力が足らないためです。

理想としては車内のバッテリーには家庭用と同じくらいの出力、さらに充電の手間が最低限でよいこと、価格がサブバッテリーシステム構築よりも低価格。この3つを満たすものが「EFDELTA」です。

EFDELTAは容量1260Wh、出力1600W(サージ3100W)の大容量・大出力でほとんどの電気製品に電力を供給可能です。

EFDELATAの最大の特徴は「圧倒的な充電速度で0%から80%までがたったの1時間」という点です。実際自宅でも充電してみましたが、10%程度から本当に1時間少しでmaxまで復活しました。ここまでくるとバッテリー革命です。

容量としては超大容量1260Wh、イメージしにくいかもしれませんが、ノートPCなら23回以上フル充電できる容量です。冷蔵庫なら20時間。これはポータブルバッテリーとしてはかなり高容量になります。2−3泊の車中泊なら全く問題ない仕様です。うちの場合、冷蔵庫や電気コンロはないので日常の電源として、少し携帯充電したり、車内の扇風機やパソコンやプロジェクターの電源に使用するくらいです。LEDライトの充電がなくなったら給電しながら灯しています。1ヶ月近く充電していませんが、半分も減りません。

最大出力1600Wというのも購入の理由です。ドライヤーでも問題なく動かせるため、キャンプ先で便利です。実際うちのドライヤーをフルパワーで使ってみましたが全く問題ありませんでした。1600Wもあれば、ほとんどの家庭用電気機器は使えます。冬場は小型ホットカーペット(200W程度)を使った車内コタツ化で、冬ソロキャンプしてみたいと思っていて、その時の電源にも問題なく使えます。

端子は4つのUSB Type-A(内2つは急速充電対応)、2つの60W USB Type-C、6つのACコンセント出力(周波数50/60Hz対応)が搭載されています。シガーソケット型電源の給電ポートがあり、走行充電も可能です。自宅での急速充電ほど早くないですが、旅先では十分な能力で便利です。

サブバッテリーシステムを組む予算より安い

サブバッテリーをフルで組めば快適です。インバーターを1500Wクラスにすれば同等な使用感かもしれませんが、インバーターを動かす電力がかかるため、そちらのオンオフが必要になるみたいです。色々とトラブルが車本体にも影響するようで、サブバッテリーの電圧不足でナビが使えなくなったトラブルなども見られます。サブバッテリーシステムを組むと車内に色々と配線やらスイッチやらメカメカしいところが増えてしまうのも難点です。

30万越えのサブバッテリーにくらべ、EFDELTAは16万。さらにうちの場合はクラウドファンディングで購入したので12万台で購入できました。車内の電源の心配が全く無くなり、日常使いもキャンプ使いも活用できます。万が一の時の防災仕様にもなります。決して安い買い物ではありませんが、コストパフォーマンスは高いと思っています。

いろんなご意見があるかとおもいますが、うちの場合はEFDELTAにして良かったと思っています。

ハイエースSONOMAとの相性は抜群で、我が家では2段目の棚に鎮座して存在感を発揮しています。フルフラットモードにしてもこの場所なら電源が取りやすく、L型リビングモードでも邪魔になりません。移動しながら走行充電するときは2列目前において、シガーソケット充電をつなげます。それほど重くもないので、キャンプのときは野外において使うこともできます。

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