イオン導入で夏を乗り切る

イオン導入で夏を乗り切る

イオン導入は夏場のダメージを回復させてくれる治療です。日差し・紫外線によるダメージが蓄積する過酷な夏場だからこそ、イオン導入をホームケアに組み合わせて、回復させながら乗り切りましょう。

エンビロンのイオン導入は、シミ・くすみ・ニキビなど肌トラブルが生じた部分に、ビタミンAやビタミンCなどの有効成分を浸透させる治療です。

単純にビタミンジェルを塗布するだけではなく、電気の力を利用したイオン導入や超音波の力を利用した超音波導入により、より深く有効成分を浸透させていきます。

紫外線やフォトフェイシャルによる肌ダメージのあるお肌を修復し、肌本来のコンディションに整えていきます。施術によるダウンタイムはありません。

施術直後から肌質はしっとりして、紫外線やフォトフェイシャル、ゼオスキン による炎症からくる赤みは治るため、「美白」が得られます。

超音波導入で気になるポイントを重点的に改善

超音波導入はプローベ先端から出る「音波」の振動により、角質層のバリアにキャビテーション現象(空洞形成)を起こし、表面に塗布したビタミンジェルをその空洞内に移動させて浸透させる治療です。

当院では「ほうれい線」「目の下のたるみ」「目尻の細かいシワ」「額のしわ」の4ポイントを重点的に施術します。超音波導入はプローベで1箇所10秒ずつ浸透させていきます。ジェルを塗っては超音波導入を10秒ごと効かせながらプローベをスライドさせていきます。

ただジェルを塗布しただけよりも「約40倍−100倍」も有効成分の浸透力が高まります。以下の図のようなイメージでジェルの成分が肌に浸透していきます。

アルジネートパックによるイオン導入で全体的にビタミン導入

イオン導入ではお顔全体にジェルをたっぷり塗布してから、海藻成分から精製されたアルジネートパックで全体を覆い、直流電流を断続的に流す、パルス型直流電流をじっくり20分間効かせます。微弱電流であり皮膚への電気的な負担はほとんどありません。効果的にイオン化された成分がパック効果も相乗的に働き、肌全体に浸透します。

通常に塗布するだけよりも約4−10倍の浸透力があります。以下の図のようにマイナスイオン化した有効成分が肌に浸透していきます。

紫外線・フォトフェイシャル・ゼオスキンのA反応によるダメージを回復させる

イオン導入・超音波導入の施術は「回復」の治療です。ビタミンの浸透と整肌を同時に行うため、シミ・シワ・たるみなどの光老化や、敏感肌や乾燥肌などのトラブル肌まで、様々な肌質の改善・補修が期待できます。

夏場の紫外線によるダメージはイオン導入で回復できます。7月−9月の紫外線の強い時期には月2回ほど超音波イオン導入しておくとよいでしょう。

またフォトフェイシャル(IPL)による地味に蓄積したダメージにも効果的です。当院ではフォトフェイシャルはかなりショット数を多く、「効果のでるトリプル照射」で対応しています。フォトフェイシャルの効果的な照射はこちらの記事をご参考ください。

効果が得られる反面、1ヶ月ごとの照射は避け、イオン導入とIPLを1ヶ月ごと交互に受けてもらうことを推奨しています。この方法で3ターン(6ヶ月)行うと、しみや毛穴、小じわ、肌の明るさなど様々な改善効果が得られます。

ゼオスキンのセラピューティック中のビタミンA反応にもイオン導入は効果的です。基本的にはセラピューティックで赤み・皮剥けをガンガン出すのは推奨していません。炎症後色素沈着が多かれ少なかれ起こるからです。イオン導入をセラピューティック開始後2−3週で受けてもらうと、一番A反応が辛い時期に回復の作用が入るため、炎症後色素沈着が予防できます。