ゼオスキン関連 Twitter Q&A(part 7)

Twitterの質問箱にきた「ゼオスキン関連」の質問と回答、第7弾です。

口の周辺だけ避けて他は塗布でもいいですが、実際は無意識に触ってしまったりで、口周りだけ塗布しないというのは難しかったりします。

個人的には、安全第一が好みなので、口周りに反応でたらミラミックス+トレチノインの使用は反応がおさまるまで(だいたい3日くらい)休んで、その後にまた全体塗布を開始するように説明しています。

ゼオスキンのスタンダードな使い方とは少し違いますので、迷われる方は処方受けているクリニックに問い合わせてください。

おっしゃるとおり、ミラミンは朝夕使うのにたいして、ミラミックスは夜のみで余るので、当院ではそうしています。

ミラミンが無くなったら、ミラミックスに置き換えて、無くなるまで使用してもらいます。

ミラミックスも無くなったら「メンテナンスコース」への移行をおすすめします。

休薬中は当然トレチノイン効果は出ませんので、効果は薄れると思います。

でもそれを踏まえても、ゼオスキンは改善力が強いので、やらないときよりも効果が出るでしょう。

しょっちゅう中断しなくてはいけないなら、メンテナンスで使い続けるのも一つの方法かと思います。

診察していないのでなんともいえませんが、もしかしたら辛い思いをするほどセラピューティックのトレチノイン反応を出しすぎたせいもあるかもしれません。

肝斑の本体は「炎症後色素沈着」です。ビタミンA反応はあまり酷いと慢性炎症と同じく炎症後色素沈着を生じます。

肝斑にセラピューティックがダメなわけではありませんが、使い方を誤ると逆効果になります。

Photo by Olya Kobruseva from Pexels

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