2021年4月から勤務できる形成外科医師を募集します。
生駒市立病院 形成外科は2020年4月から4名体制で運営しています。そのうち2名の先生は「新専門医制度」の基幹病院プログラムで動いている先生方で、当院は「協力型施設」としてお預かりし、研修を積んでもらっている状態です。1名の先生は「現行型専門医制度」で、「形成外科認定施設」での研修期間として医局無所属にて勤務・研修してもらっています。
産休中の非常勤の先生も2月−3月ごろより、また非常勤として復帰される予定です。
現状では、(予定ですが)2021年4月からの形成外科医師の枠が1枠空く予定になっています。もしブログをご覧の方々で、生駒市立病院で形成外科として勤務を希望される方がおられましたら、是非お声がけください。
生駒市立病院 形成外科の特徴
・医局無所属の形成外科認定施設です。
・形成外科認定施設(旧学会専門医制度)
・形成外科新規受診患者数 年間 1760人(2019年)
・形成外科 入院患者数 338名(2019年)
・新専門医制度における協力型施設にもなっています。
(浜松医科大学 形成外科、奈良県立医大 形成外科)
幅広い症例を経験できます。
<2019年1月1日〜12月31日までの実績>
合計手術件数 916件
・全身麻酔 97件
・腰椎・伝達麻酔 32件
・局所麻酔 787件
外傷:107件
先天異常:10件
腫瘍:498件
瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド:15件
難治性潰瘍:83件
炎症・変性疾患:91件
その他:112件
眼瞼下垂症の手術が多く、手技が身につきます。
「まぶた外来」という専門外来を2016年11月より開設しており、眼瞼下垂の治療に力を入れています。手術件数も当然多く、2019年度は112件の眼瞼下垂症手術が行われています。
手術の「教科書には載らないコツ」や、「生駒市立病院独自の方法」など様々なテクニックがありますので、基本から発展まで順を追って指導します。
様々な教科書や手術動画、教育用のテキストなど教育指導体制もしっかり確立していますので、眼瞼下垂の手技が未経験の先生でも一からしっかり指導させていただきます。
各種保険適応のレーザー治療が学べます。(ルビー・色素・CO2)
レーザー治療はその機械が病院で保有されていなければ、手技を経験することができません。生駒市立病院では保険診療に用いるレーザー機器はすべて完備しております。レーザー外来という専門外来もあり、基本的なレーザー治療の流れについて学ぶことが出来ます。
下肢静脈瘤実施医の資格も取得可能(部長は指導医保有)
2019年4月より下肢静脈瘤の血管内焼灼術実施施設となり、積極的に血管内焼灼術による治療を行なっています。2019年は54件の静脈瘤の手術がありました。部長は血管内焼灼術の指導医を保有していますので、当院での研修中に実施医師資格を取得することが可能です。未経験の方も安心して手技を学ぶことができます。血管内焼灼術は資格がないと実施できない手技なので、貴重な資格取得が可能です。下肢静脈瘤専門外来も2019年より開設しています。
褥瘡・難治性潰瘍の治療も多数経験できます。
部長の専門が「褥瘡・難治性潰瘍」なので、特に力を入れている領域です。通常であれば褥瘡や難治性潰瘍の症例は「長期化」する上、「治癒が遅い」「手術がうまくいかない」など、病院経営的には敬遠されがちなのですが、生駒市立病院では地域の難治性潰瘍基幹病院として積極的に受け入れ、創傷外科の知識や技術を総動員して、とにかく「治す」ことに全力を注ぎます。
全身状態の安定化が必須となり、全身管理の手技も学ぶことができます。中心静脈穿刺など、形成外科は苦手な方も多いと思いますが、末梢点滴をとるくらいの感覚になれます。当然重度な症例は院内他科の先生方のお力も借りて、対応しています。難治性潰瘍の症例を通じて、いろんな苦手意識がなくなります。
訪問診療で施設との連携も図っているため、そういったノウハウも学べます。開業後に生かせる知識になると思います。
美容診療も行っているため基本的な知識や外来診療が学べます。
総合病院では珍しい、美容診療も積極的におこなっています。アンチエイジング外来という専門外来を開設して、IPL(フォトフェイシャル)、ENVIRONの超音波イオン導入などの美容手技、ZO SKIN HEALTHやCELLNEW+といった医療専売化粧品による治療を学ぶことができます。
医局とのしがらみがないため、短期就職も可能。
生駒市立病院 形成外科は、特定の医局の関連病院ではありません。そのため、半年〜1年だけの勤務といった短期就職や、産休対応や産休明け時短勤務にも柔軟に対応しています。
強制的な転勤生活に疲れた方
いろんなしがらみや雑務から逃れたい方
子育てのため時短勤務しか無理で医局では居れなくなってしまった方
純粋にプライマリ形成外科の臨床手技を少しでもたくさん経験して、技術の安定した形成外科医として開業したい方、
目的は色々あると思いますが、可能な限り受け入れる心づもりでおります。
いろんな事情があり、夜間の勤務が難しいような方も対応します。(介護や育児など)有給休暇は積極的に使える様に、働き方改革を進めております。
翌年に開業を予定しているような先生も大歓迎です。開業へのステップアップに是非利用してください。
ご興味ある方はぜひ一度ご連絡ください。
連絡先
生駒市立病院 形成外科部長 中西 新
0743-72-1111 a98m@yahoo.co.jp