- 2020年9月5日
下肢静脈瘤の血管内焼灼術
下肢静脈瘤の血管内焼灼術 <2020年6月13日:初回投稿、2020年9月5日リライト> 足の膝下(下腿)あたりに、血管がボコボコと浮き出てきていませんか?静脈が拡張してコブを作った状態で、「下肢静脈瘤」と言います。生駒市立病院では形成外科で治療を行なっています。最近では下肢静脈瘤の治療は「血管内焼灼術」という方法が主流です。皮膚を切らずに針(カテーテル)を刺し、悪くなった血管の中にカテーテルを通 […]
下肢静脈瘤の血管内焼灼術 <2020年6月13日:初回投稿、2020年9月5日リライト> 足の膝下(下腿)あたりに、血管がボコボコと浮き出てきていませんか?静脈が拡張してコブを作った状態で、「下肢静脈瘤」と言います。生駒市立病院では形成外科で治療を行なっています。最近では下肢静脈瘤の治療は「血管内焼灼術」という方法が主流です。皮膚を切らずに針(カテーテル)を刺し、悪くなった血管の中にカテーテルを通 […]
中高齢にゼオスキンという選択 <2020年6月11日 投稿:2020年9月4日リライト> ゼオスキンヘルスのホームケア製品を取り扱い初めて3年近くなります。私が勤務する病院は美容クリニックではなく、いわゆる「総合病院」ですので、ネットやSNSでよく投稿されるゼオスキンの使用者層よりもやや年齢層の高い方々に処方する機会が多い印象です。いわゆる「中高齢層」の美容診療にも、十分ゼオスキンの良さは感じてい […]
足の治りにくいキズをどう扱うか? <2020年6月10日公開、2020年9月3日 リライト> 足の傷は他の部位よりも治りにくいです。その原因は様々で、難治化している原因に対してうまくアプローチすれば1−2ヶ月治らなかった傷もあっさり治ったりします。またその逆もあり、原因の改善がうまくいかなければ、外来で処置を繰り返しても、いつまでたっても治癒が得られないということもあります。治りにくい足の傷に対す […]
グラッシュビスタの衝撃 グラッシュビスタは「睫毛貧毛症」の治療薬です。そんな病気あるのかというご指摘はさておき(抗がん剤治療中の方に向けた病名になります)、「上まつ毛の長さ、豊かさ(太さ)、濃さを改善する外用薬」ということです。毎日、上まぶたに塗布することで、3〜4ヶ月かけて睫毛が伸びていきます。アラガン・ジャパン株式会社から発売されている薬剤ですが、保険適応はなく、自費治療薬になります。 外来で […]
眼瞼下垂、いつ手術するべきか <2020/9/1 リライト> 眼瞼下垂の診療には、5年前奈良に赴任してからまぶた専門外来を立ち上げ、注力してきました。おかげさまで、患者さんもたくさん来院していただいています。相談に来られる患者様は、大半は手術を決めてから来院されます。中には説明を聞いて、抱いていたイメージと異なるため、もう少し待機を選ぶ方もいらっしゃいます。特に悩まれる「今すべきなのか、もう少し後 […]
その粉瘤、取るべきか否か。 <2020年8月31日リライト> 一般市中病院の形成外科で最も多く目にする相談は、皮膚の「できもの」の治療のことでしょう。ほくろのようなもの、イボのようなもの、しこりのようなもの、色んな形状の「できもの」について相談があります。こういった「できもの」、医学的には「皮膚・皮下腫瘍」と呼びます。 ちなみに生駒市立病院では毎年400件近くの「皮膚・皮下腫瘍摘出術」を行なってい […]