YEAR

2020年

  • 2020年10月23日

褥瘡治療の難しさと奥深さ

<2020年7月15日 初回投稿、2020年10月22日リライト> 褥瘡治療の難しさと奥深さ 褥瘡は治療に大変苦労します。形成外科として働き始めたころは、正直褥瘡の治療に対してはあまりいい印象は持っていませんでした。治療をプランニングしても思ったように治らず、それどころか治療に反して悪化したり。それこそ褥瘡の治療どころではない全身状態の悪化を伴ったり、その結果として亡くなってしまう方もおられます。 […]

  • 2020年10月21日

分厚くなって濁った爪、どうしたら治る?

<2020年6月30日 初回投稿、2020年10月20日 リライト> 分厚くなって濁った爪、どうしたら治る? 足の爪が変色して分厚くなったまま治らないことがあります。爪の水虫が原因だったり、爪床と呼ばれる爪の底で指と爪を繋いでいるような組織の欠損であったりします。一度変色・肥厚してしまうと放っておいても治りません。見た目も気になるし、引っかかって痛みが出ることもあります。高齢者の場合は爪のトラブル […]

  • 2020年10月18日

医局を離れた形成外科医が働く場所を見つける方法。

医局を離れた形成外科医が働く場所を見つける方法。 単刀直入に言います。医局を出て無所属形成外科医になっても、いくらでも働く道はあります。 開業やクリニック勤務、美容勤務という道に入るのは、或る程度道筋があるためスムーズです。そもそも医局から離れている道なので。 総合病院で手術や入院患者の診療を行う「いわゆる保険形成外科医」で続けていくには、少し「道が狭く」なってしまいます。多くの総合病院の形成外科 […]

  • 2020年10月16日

下肢静脈瘤を治療しないとどうなるの?

<2020年6月26日 初回投稿、2020年10月16日 リライト> 下肢静脈瘤という病気は一言で説明するなら「足の静脈が弁不全を生じ、逆流する状態」です。進行すると様々な症状を呈します。基本的に良性疾患なので、すぐに大きなトラブルになることは少ないですが、放置すると色々と厄介な症状に繋がることもあり、治療に携わる側としては、見つかったら早い目に治療を勧めています。放置していると生じてくる症状につ […]

  • 2020年10月11日

結局「しみ」を「消す」にはどうしたら良いか

結局「しみ」を「消す」にどうしたら良いか シミの治療はダイエットと一緒で、ネットで検索すると色んな方法が紹介されます。どれも「良さそう」なものばかり、目移りしてしまい、ついつい費用をたくさんかけてしまいます。 奈良県の生駒市立病院では2017年より美容自費診療を行なっています。開設よりQスイッチルビーレーザー(エムエムアンドニーク社)、フォトフェイシャル(M22:日本ルミナス)と超音波イオン導入( […]

  • 2020年10月10日

医師になって本当に大切なことは部活で学んだ。

医師になって本当に大切なことは部活で学んだ。 医師として17年目に突入し、さすがにこれまでの医師としての色んな出来事を振り返ると、つくづく「部活」での人との交流や上下関係、色んな経験が生きてきているなと思います。医師になるため、医師として仕事をする上での知識のことではなく、もっと深いもの。あの部活がなければ、今の自分も無いと思えるくらい、大きな財産になっています。タイトルにしたように、「医師になっ […]