- 2020年9月1日
眼瞼下垂、いつ手術するべきか
眼瞼下垂、いつ手術するべきか <2020/9/1 リライト> 眼瞼下垂の診療には、5年前奈良に赴任してからまぶた専門外来を立ち上げ、注力してきました。おかげさまで、患者さんもたくさん来院していただいています。相談に来られる患者様は、大半は手術を決めてから来院されます。中には説明を聞いて、抱いていたイメージと異なるため、もう少し待機を選ぶ方もいらっしゃいます。特に悩まれる「今すべきなのか、もう少し後 […]
眼瞼下垂、いつ手術するべきか <2020/9/1 リライト> 眼瞼下垂の診療には、5年前奈良に赴任してからまぶた専門外来を立ち上げ、注力してきました。おかげさまで、患者さんもたくさん来院していただいています。相談に来られる患者様は、大半は手術を決めてから来院されます。中には説明を聞いて、抱いていたイメージと異なるため、もう少し待機を選ぶ方もいらっしゃいます。特に悩まれる「今すべきなのか、もう少し後 […]
その粉瘤、取るべきか否か。 <2020年8月31日リライト> 一般市中病院の形成外科で最も多く目にする相談は、皮膚の「できもの」の治療のことでしょう。ほくろのようなもの、イボのようなもの、しこりのようなもの、色んな形状の「できもの」について相談があります。こういった「できもの」、医学的には「皮膚・皮下腫瘍」と呼びます。 ちなみに生駒市立病院では毎年400件近くの「皮膚・皮下腫瘍摘出術」を行なってい […]
2021年4月から勤務できる形成外科医師を募集します。 生駒市立病院 形成外科は2020年4月から4名体制で運営しています。そのうち2名の先生は「新専門医制度」の基幹病院プログラムで動いている先生方で、当院は「協力型施設」としてお預かりし、研修を積んでもらっている状態です。1名の先生は「現行型専門医制度」で、「形成外科認定施設」での研修期間として医局無所属にて勤務・研修してもらっています。 産休中 […]
逆まつげ(睫毛内反症)の治療 逆まつげは医学的には「睫毛内反症(しょうもうないはんしょう」と言います。生まれつき睫毛の生え方が逆立っており、眼球に向かって当たってしまう状態えです。後天的に成長していく途中で生じることもあります。生まれつき逆まつげがある子供さんは、その状態に慣れてしまっておりあまり症状を訴えないこともあります。成長につれて睫毛が眼球にあたり角膜に傷がついたりして、学校検診や眼科でコ […]
浅い褥瘡におすすめの混合軟膏(リフラップ +テラジアパスタ) 浅い褥瘡や肛門周囲の褥瘡・びらんなどに非常におすすめなのが「リフラップ +テラジアパスタ」の混合軟膏です。混合軟膏は水分含有率・水分吸収率を調整できるメリットがあります。 たとえば水分含有率の高い軟膏の代表はゲーベンクリーム(水分含有率 60%)、オルセノン軟膏(水分含有率 70%)などがあります。乾燥しがちな創部や壊死した組織の融解に […]
褥瘡の治療は「原因」を考えることから 褥瘡の治療といえば、創部につける軟膏であったり、被覆材を良いものを使ったり、持続陰圧療法で肉芽化を進めたり、手術によるデブリードマン、皮弁形成術などを思い浮かべます。それらは局所の創部への対応であり、あくまで「褥瘡が発生した結果に対する治療」です。当然、それぞれがとても大切な治療ですが、なにより「発生原因」をまずは考えて、そこに対処することが非常に重要です。 […]