MONTH

2020年7月

  • 2020年7月7日

「シミを消したい」患者さんは「シミを消す」だけでは満足できない

「このシミを消したい」と言って、美容外来に訪れる患者さんはたくさんおられます。スポットの濃くなってしまったシミの場合が多く、場所は個人によります。 シミを消したい患者さんの治療に当たるに際して、気をつけているのは「そのシミを消す以上の対応」です。余計なお世話かもしれませんが、言われた部位のシミを消すだけでは、大抵の患者さんはそれほど満足してもらえません。気にしていたシミが薄くなり、全体的に自覚でき […]

  • 2020年7月6日

皮膚のたるみが主体の眼瞼下垂の治療

年齢とともに生じる老人性眼瞼下垂には、眼瞼挙筋というまぶたを持ち上げる筋肉の付着部(腱膜)の緩みによる「腱膜性下垂」と、皮膚のたるみが覆いかぶさることによる「皮膚性下垂」の2種の要因があります。多くの方は両方の要素が重なり眼瞼下垂の症状を自覚されますが、中には腱膜性優位な方や、皮膚性が優位な方もおられます。 2種の混合タイプや腱膜性優位の方は、眼瞼挙筋の操作が必須になりますので従来の「挙筋前転術」 […]

  • 2020年7月5日

ハイエース:SONOMA 車内LEDを考える

ハイエースの車内スペースの照明でおすすめの3点を紹介します。うちのSONOMAは後部窓が塞がれており、プライベートスペース確保されている代わりに、光が入りにくく、照明が必要になります。キャンピングカーでよくある「サブバッテリー」をオプションで付けるか迷いましたが、最近はポータブルバッテリーの高性能化が進んでいて、家庭用電源の電圧と同等の出力があるものも比較的手軽に手に入るようになっています。うちは […]

  • 2020年7月4日

褥瘡回診の改革:回診リーダー制の導入

形成外科で院内の褥瘡対策委員会を担っている施設は多いと思います。当院も週1回の褥瘡回診と、月1回の褥瘡対策委員会を担当しており、特に褥瘡回診では毎週木曜日、1時間という規定時間内に院内の褥瘡保有患者をすべて回診するようにしています。多い時には5-6名、少ない時には2-3名の褥瘡保有患者を処置・診察して、評価を行い、治療方針や栄養対策、ポジショニング指導などを行なっています。 当院の褥瘡回診は以前は […]

  • 2020年7月3日

患者満足度の高い外来診療

以前の職場では患者満足度向上のための委員会に在籍させていただき、色々と活動していました。患者アンケートの反省や、いろんなイベントの企画など、会議もたくさん行い、スタッフで検討しました。入院と外来では問題点も異なり、対策も変わってきます。今回は「外来診療」での満足度向上にポイントを置いて解説します。 診察+αの話題作り 診察時には患者さんの主訴に対して、視診・触診・検査などを行い、治療方針について話 […]