「シミを消したい」患者さんは「シミを消す」だけでは満足できない

「このシミを消したい」と言って、美容外来に訪れる患者さんはたくさんおられます。スポットの濃くなってしまったシミの場合が多く、場所は個人によります。

シミを消したい患者さんの治療に当たるに際して、気をつけているのは「そのシミを消す以上の対応」です。余計なお世話かもしれませんが、言われた部位のシミを消すだけでは、大抵の患者さんはそれほど満足してもらえません。気にしていたシミが薄くなり、全体的に自覚できる程度の改善が得られるところを目指します。

みんな最初は「シミが消えれば満足できる」と思っている。

そもそもうちの美容外来に相談に来られる方は謙虚な方が多いのでしょう。総合病院内でやっていることもあり、年齢層も通常の美容クリニックよりも様々であり、「病院受診」と同じ感覚で美容外来に訪れます。こちらとしてはそういう狙いで運営していますので、ありがたい限りなのですが、とにかく皆さん謙虚で、「このシミを取りたい」という方に「全体的な改善が得られる治療」を提案すると「ここだけでいいんです」とお断りされることもあります。

自分の気になるシミが取れれば満足できると思っているからです。

でも、人間って不思議なもので、気になるシミの部位だけ改善したとしても、すぐに「その他の部位も改善するんじゃないか?」と期待度が上がってしまい、次々に改善欲が生まれてしまいます。ちょこちょこ治療しているうちに、最初に提案した「全体治療」に流れ着きます。

全体的な印象が改善すれば、シミが残っていても満足度は高い。

全体治療は非常に大切で、たとえ気になる濃いシミが1−2回の治療で少ししか改善せずまだ残っていたとしても、全体治療を併用していれば、全体的な明るさやしみ・しわ・たるみの改善が得られ、細かい改善が合わさった結果として大きなイメージチェンジが得られます。

シミは残っていても、肌全体の質が上がった感じになり患者さんの満足度は高いことが多い印象です。満足度が高いと、治療に対して継続意欲が上がり、きっちり通院してくれるようになります。結果として、残っていたシミもきっちり薄くなり、おまけに全体的なシワ・たるみも改善されて、半年くらいで写真比較すると明らかに若返っている印象が得られます。

シミを消して、シワも消して、肌のトーンが明るくなれば満足される。

当たり前の話かもしれませんが、「そのシミだけ薄くなる」よりも、「シミが薄く、シワも目立たなく、肌があかるく、ついでに毛穴も引き締まる」ほうが皆さん嬉しいものです。でも、外来受診の初回1回目から「先生!シミもシワもたるみも毛穴も、ついでにトーンも明るくお願いします!」なんて、なかなか言えないですよね。皆さん謙虚に「このシミだけでいいんです」といわれます。

「全体治療って高くつくんじゃないか?」という考えもあると思います。先に挙げたように、1箇所の治療で済まなくなり、続きで何箇所も治療をしていくくらいなら、最初から全体治療に入ったほうがトータルコストは抑えられます。

全体治療の提案が必要ということ

患者さんの謙虚さを察し、スポットの治療で来院された方にも全体治療は薦めています。それでも頑なに「このシミだけ!」と言われる方はその通りに対応していますが、全体治療に興味を持たれた方は、ゼオスキンによるホームケアをベースに、フォトフェイシャル、イオン導入の組み合わせによる全体治療を開始します。スポットの対応はレーザー治療で間に組み込んでいきますが、かなり割安に設定しています。

「一番大事なのはどれなんですか?」とよく聞かれます。迷わずゼオスキン によるベースケアだと答えています。「ではフォトフェイシャルやレーザー、イオン導入は要らないのでしょうか?」とも聞かれます。それらは脇役だと返答しています。要らないのではありません。脇役です。それも「名脇役」です。映画でもドラマでも、主役を引き立たせるのは「名脇役」です。全体治療というのはゼオスキン +フォトフェイシャル+イオン導入の3者の組み合わせのバランスで生まれます。

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