ゼオスキン関連 Twitter Q&A(part 14)

Twitterの質問箱にきた「ゼオスキン関連」の質問と回答、第14弾です。

現在ゼオスキンのメンテナンス中です。毛穴汚れのケアのために、ハイドラフェイシャルを受けようと考えています。施術前後に気を付けるべきこと(たとえばゼオスキンはお休みするなど)について、先生のお考えがありましたら、お教えいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

ハイドラフェイシャルとゼオスキン・メンテナンスの併用。いいですね!

うちでもハイドラフェイシャルがあればぜひそういうプランも提案すると思います。 ゼオスキンは「メンテナンス」であれば、お休みしません。
あえて注意するなら「高濃度レチノール」のシリーズはハイドラフェイシャルの前後1週間は休むでしょう。ちょっと敏感になりますので。

でもその程度で大丈夫だと思いますよ。 ハイドラフェイシャル、効能もいいですけど、個人的にメーカーのデザイン性がとても好みです。パンフとか提案の仕方とか。 それに比べてハイドラジェントルってなんかダサいですよね。(あくまで個人的な感想です)

トラネキサム酸服用してます。トラネキサム酸は、長期間の服用は問題ないのでしょうか?今、シナールも一緒に飲んでます!ネットを見ると、休薬が書いてあったりするので、、

トランシーノのようなOTC医薬品は制限が必要なので2ヶ月で休薬と記載されています。

病院で管理下に処方されるトラネキサム酸については、当然薬としての合併症がないわけではありません。血栓形成などが代表的な合併症です。 ただし必要で内服されるわけですので、ピルを服用中の方やホルモン療法を受けられている方、血栓症が増加する50歳以上の年齢の方は長期内服には「注意が必要」です。 だめというわけではありませんが、どうしても気になるなら休薬しながら飲むと安心感が得られるかもしれませんね。

M22 ショット数で検索したところ、先生のクリニックを見つけました!価格は他より抑えられているのにショット数すごいですね…!

M22 うちではトリプル照射(実際は4順に近いくらい照射します) を行っています。

250ショット近くになります。

最初に695nmのフィルターでタイトニング照射(全顔) その後、同フィルターで産毛脱毛(これは顔半分です) 560nmフィルターでしみ照射(全顔) 同フィルターでスポットを小さくして出力を挙げてシミスポット照射 ハンドピースの耐用ショット数から逆算したら「本体+ハンドピース1本分でコストを回収しようと考えたら」完全に赤字です。うちは本体+1本で回収しようとしておらず、本体+2本分でようやく利益がでるくらいの価格でIPLを提供しています。

うちのような「保険がメインの総合病院」では、通常の美容クリニックとは客層が違います。美容が初めての人がほとんどですし、病気の治療の来院で美容をやっていることに気がついて来院される方もいます。癌の治療中の方で気分転換に美容受診される人もいます。高齢な方も多くいます。 とにかく敷居を下げて、利益率は減らして、患者さんにIPLの良さを知ってもらいたいという考えで、IPL治療を提供しています。

メーカー推奨の50−60ショットだけではあまり効果は実感できない方もいると思いますが、さすがに250ショット近く当てていると、美容治療に初めての方や、変化に鈍感な方でも何かしらの良い変化を感じとれるくらいの効果が出ます。 利益重視のクリニックではなかなか実現させにくい設定です。実はこのくらいのショット数のほうが理想なんだと思っています。 ただ、質問者さんのように「このショット数と値段の特殊性」に気づいてくれる人はほとんどいません。なので、この質問はとても嬉しかったです。ありがとうございました。とてもお詳しい方ですね。

Photo by Kelly Sikkema on Unsplash