ゼオスキン:Wテクスチャーリペアのすべて

ゼオスキン:Wテクスチャーリペアのすべて

Wテクスチャーリペアはゼオスキンの「メンテナンス・プログラム」で夜間に使用する「高濃度レチノール」製品の一つです。メンテナンスで使う高濃度レチノール製品は他に「スキンブライセラム0.25」「スキンブライセラム0.5」「ARナイトリペア」があります。2020年5月にリニューアルされています。Wテクスチャーリペアの成分詳細や使い方について解説します。

配合成分と成分効果の詳細

0.5% レチノール
①しわ・たるみを改善する。コラーゲン、ヒアルロン酸の増生
②くすみ・しみを改善する。角質代謝と皮膚のターンオーバー促進
③保湿:水分保持力を高める
レチノールは皮下に浸透すると酵素の働きによりレチナール、レチノイン酸へと変化します。レチノイン酸はいわゆる「トレチノイン」です。これらは肌の角質代謝を促進、皮膚のターンオーバーも促進されます。これにより皮膚のキメを整え、小じわなどを改善します。くすみ・色むらも改善され明るくなります。ヒアとくにレチノイン酸(トレチノイン)のターンオーバー促進作用は効果的であり、これにより顕著な改善が期待されます。ヒアルロン酸も合成され、みずみずしくふっくらした肌質に改善されます。コラーゲンの生成促進の作用もあり、肌の弾力性も向上します。

フサフジウツギ成長点細胞培養物:肌の炎症や老化を促進させる酸化作用を抑える。抗酸化作用、ラジカル除去、DNA保護作用、創傷治癒促進。

β-グルカン:免疫力を高め、ウイルスや細菌に対する抵抗力を高めます。ストレスによる肌へのダメージを跳ね返す力に。

パルミチン酸アスコルビル:ビタミンC誘導体の一種。肌の炎症や乾燥の原因となる活性酸素(ヒドロキシラジカル)の発生を抑えることで、炎症によるメラニン色素の生成と、ヒアルロン酸分解による乾燥を防ぎます。できてしまったメラニン色素を還元し色を薄くする効果や、コラーゲン生成を促す効果もあります。

加水分解セリシン:ヒアルロン酸とコラーゲン産生をアップレギュレート

セタノール:乳化物の乳化を安定化する目的でクリームや乳液に使用されます。適度にエモリエント性があり、皮膚に滑らかさと肌ざわりの良い感触を付与する効果もあります。

酢酸トコフェロール:末梢血管拡張作用で血行を促進し、肌荒れ、ニキビ、シミ、ソバカスなどを防止します。抗酸化作用、ホルモンバランス是正作用もあり、ダメージを受けた皮膚の修復をサポートします。

グリセリン:乾燥などのダメージから肌の保護

ニオイテンジクアオイ花油(シトロネロール・ゲラニオール):ゼラニウムの正式名称で、ゼラニウムの葉の部分を原料とします。主成分はシトロネロール、ゲラニオール。アロマとして優れた働きを持つ精油のひとつであり、肌を守り、透明感、ハリとツヤをUPします。

カプロオイルテトラペプチド-3・デキストラン(クロノライン):基底膜の強化と若返り効果。クリニカルでは即効かつ持続的な抗シワ作用。

カプリリルグリコール:抗菌・防腐による製品安定化剤

フェノキシエタノール:化粧品の防腐、殺菌剤として配合。一般的に防腐剤として使用されてきたパラペンに比べ低刺激と言われており現在はパラペンのかわりに使用されている。成分として、広い範囲の抗菌活性を有し、とくにグラム陰性菌である緑膿菌(Pseudomonas aeruginosa)に対して最も高い活性を有する。

エチルヘキシルグリセリン: 抗菌作用や消臭作用のある保湿成分なので、パラベンフリー処方のできる保湿剤として、防腐剤を軽減する目的でも化粧品に使用されている。

イソノナン酸セテアリル:皮膚からの水分蒸散を防止してうるおいを保持し、皮膚を柔軟にするエモリエント作用があり、基材としての分散性も有する。

シクロペンタシロキサン:低粘度でベタつきを抑えてさっぱり感を付与し、広がりや伸びがよく、他の化粧品成分と相溶性に優れている。

セテアリルアルコール・シクロヘキサシロキサン・ステアレス-20・ペンチレングリコール・カプリル酸プロピルヘプチル・カルボマー・ポリソルベート20・ラベンダー油・アンズ核油・メリロートエキス・テトラ(ジ-t-ブチルヒドロキシヒドロケイヒ酸)ペンタエリスリチル・セテアリルグルコシド・(アクリルアミド/アクリル酸アンモニウム)コポリマー・1, 2-ヘキサンジオール・ビサボロール・レシチン・ナイロン-12・ポリイソブテン・BG・リン脂質・グルコース・EDTA-2Na・ピロ亜硫酸Na・亜硫酸Na・イソステアリン酸ソルビタン・ニコチン酸エチル・キサンタンガム・水酸化Na・安息香酸Na・ソルビン酸K・紫401・リナロール・シトラール

内容量・価格・使用方法

容量:50ml

価格:17,600円(消費税込:19,360円)

効能

0.5%レチノールに加え、先日新発売されたファーミングセラムにも含まれている「ZCORE」、表皮真皮接合部に効くたるみケアの成分で、コラーゲンやヒアルロン酸生成を促進する「ZPRO」を配合しているため、シワやたるみの改善にも効果的です。「テクスチャーリペア」の名前に恥じない成分効能となっています。細かい顔の線状のシワを抑制し、肌のキメ・ハリを整え、肌の色合いの均一性をUPします。

①肌の余分な線やシワを減らす。(加水分解セリシン)
②均一な肌色に導く。(ビタミンC、E)
③抗酸化成分および抗刺激成分を配合。(フサフジウツギ(Buddleja 幹細胞))(βグルカン)
④肌を健康的に入れ替える。(高濃度ビタミンA[レチノール])

レチノールを微細に粒子化(マイクロエマルジョン)させており、主成分を皮膚の奥深くへ浸透させることが可能です。

感想

Wテクスチャーリペアは「高濃度レチノール」のターンオーバー改善作用と、シワ・たるみに効く「テクスチャー改善効果」の二つを期待して処方します。

セラピューティックを一通り終了して、メンテナンス・プログラムに移行する方には、スキンブライセラム0.25,スキンブライセラム0.5をスキップして、Wテクスチャーリペアを勧めています。セラピューティックのトレチノインに慣れている人であれば、Wテクスチャーは上手く使いこなせます。

皮膚には表皮と真皮を結合する部分(DEJ:表皮真皮接合部)があり、 この部分の接合をサポートする成分である「ZCORE」と、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促進する植物幹細胞と加水分解セリシンからなる独自の「ZPRO」という複合成分が新たに配合されています。これにより「しわ・たるみ」が改善します。

またWテクスチャーリペアのレチノールは、他の高濃度レチノールと異なり、マイクロエマルジョン化されています。マイクロエマルジョン化により、微細粒子化されて主成分が皮膚深部に浸透しやすくなります。レチノールの反応のコントロールがやりやすくなる利点があります。対照的にスキンブライセラムやARナイトリペアはオレオソーム化されています。カプセルに入ったレチノールがゆっくり効いていくような感覚です。オレオソーム化よりもマイクロエマルジョン化のほうが反応が早くでる感覚です。

セラピューティック終了後は、メンテナンス移行でどうしてもトレチノインのような激変から比べてパワーダウンを感じられやすいのですが、Wテクスチャーリペアによりまた違った効能を感じていただけることと思います。

最新情報をチェックしよう!

美容・ゼオスキンの最新記事8件