ゼオスキンのメンテナンスについて

<2020年7月9日 初回投稿、2020年11月9日 リライト>

ゼオスキンのメンテナンスについて

ゼオスキンのセラピューティック・プログラムを終了された方は、その肌質を維持するためにもメンテナンス・プログラムをお勧めします。セラピューティックのビタミンA反応(赤み・皮剥け)・ダウンタイムが許容できない方は、最初からメンテナンスでスタートすることも可能です。

当院の方針では、セラピューティックから継続でのメンテナンスへの移行パターンと、メンテナンスから使用開始をするパターンで、少しだけ処方内容が異なります。ミラミンの耐性や、ビタミンAの反応に対する「慣れ」を考慮した違いです。

メンテナンスの使用方法について、わかりやすく解説します。生駒市立病院でのメンテナンス・プログラム手順マニュアルを以下に掲載しておきます。ダウンロードしてご利用ください。

メンテナンス・プログラムの手順一覧

美容液の選び方

Photo by Ketut Subiyanto from Pexels

メンテナンスのポイントは、美容液の選び方にあります。まず、毎日使うレチノール美容液をデイリーPD、RCクリームのいずれかから選択します。特に乾燥肌が気になる人や、デイリーPDを使っていて乾燥を感じやすい人はRCクリームを選んでください。それ以外の方は基本的にはデイリーPDを選択しておくといいでしょう。

次に美白美容液は3種から選択します。ミラミン、ブライタライブ 、シーセラムの3種です。セラピューティックからメンテナンスに移行される方は基本的にはブライタライブ をお勧めします。メンテナンスから初めて使用開始される方1回目の購入時はミラミン、2回目以降はブライタライブ をお勧めします。シーセラムは美白に加え、皮脂抑制効果もあるためブライタライブ でベタつきを感じやすい人や予算を抑えたい方にお勧めです。

最後に高濃度レチノール美容液ですが、こちらは4種ありステップアップ式です。セラピューティック後でメンテナンスに移行される方はWテクスチャーリペアから開始、使い終わったらARナイトリペアにステップアップします。メンテナンスから初めて使用される方はスキンブライセラム0.25から開始使い終わったらスキンブライセラム0.5へ、その後Wテクスチャーリペア、ARナイトリペアへと段階を上げていきます。
高濃度レチノールは週に1−2回夜のみという使用方法で開始します。最初は週1−2回でも少し赤み、皮剥けが出るときがありますので、その場合はしばらく週1−2回のまま継続してください。週1−2回で赤み、皮剥けが出ない場合は週3−4回程度に頻度をUPし、それに慣れたら最終的には毎日使用を目指します。
容量的には半年ちかく持つと思います。単価はまぁまぁ高いのですが、使用期間と効能を考えるとコスパは良いと思います。

朝・夜の具体的な使い方

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メンテナンスは日焼け止め(朝のみ)と高濃度レチノールを除けば、朝も夜も基本的に使い方は同じです。週1−2回のみ高濃度レチノールを追加する点のみ注意が必要です。

洗顔

ジェントルクレンザー、ハイドレーティングクレンザーいずれかを使用します。500円玉程度を少量の水で少し手のひらで泡だてて洗顔します。あまりゴシゴシこすらずに優しく洗ってください。タオルで軽く水分を拭き取りましょう。皮脂や毛穴の汚れを除去する効果があります。

化粧水

バランサートナーを500円玉大の適量をコットンにとって、額→こめかみ→目元→頰→ほうれい線→下顎の順に染み込ませていきます。酸性の化粧水なので、塗った後は少しピリピリする感じが残ります。1−2週も使用すると慣れてきます。グリコール酸が配合されており、肌のPHを整え、次に使う美容液の浸透を良くします。

毎日の美容液(朝・夜)

レチノール美容液(デイリーPD,RCクリーム)を1プッシュ、美白美容液(ミラミン、ブライタライブ )を1プッシュを手のひらにとって両者を混ぜて、顔全体に塗布します。
別々に使用してもいいですが、手のひらで混ぜて2プッシュ分の容量を全体に伸ばす方が量も適量になり、手間も減ります。レチノール美容液は細胞の入れ替わりを促進してくれ、ふっくらもちもちの肌質に改善してくれます。毛穴やシワ、たるみも改善します。美白美容液はメラニン色素の産生をおさえて肌全体のトーンを明るくしてくれます。シーセラムは使用感が異なるため化粧水の後に単体で使用することをお勧めします。

週2回の高濃度レチノール美容液

スキンブライセラム0.25,スキンブライセラム0.5,Wテクスチャーリペア,ARナイトリペアの4種については週1−2回、夜のみ使用します。週末に限定して金曜・土曜という使い方でもいいですし、水曜、土曜という間を開けて使用してもらっても結構です。反応がもう少し欲しいという人は週3回−4回にUPしてもいいですが、ビタミンA反応(赤み・皮剥け)が少し出るかもしれません。メンテナンスはビタミンA反応をなるべくコントロールして、ダウンタイム無く改善していくプログラムですので、「反応が出たら少し控える」という使い方で、少しずつ調整していくといいでしょう。
慣れてきたら徐々に使用回数をUPし、毎日継続してください。

日焼け止め(朝のみ)

サンスクリーンプラスプライマーを適量(1−2プッシュ)手に取り、顔全体に塗布します。化粧下地としての効果もあり、さらっとした塗り心地です。SPF30、PA+++の紫外線予防効果に加えて、ブルーライトや近赤外線といった肌のたるみに影響する光線からも肌を守ってくれます。

セラピューティックとの共存

セラピューティックの反応は劇的であり、3ヶ月使用後に安定化した状態はかなりベストな肌の状態になっています。その状態から維持させていくのがメンテナンスの役割です。メンテナンス自体にも改善力はありますが、セラピューティックの効能よりは抑えられているため、物足りなく感じる方もおられます。高濃度レチノール美容液のシリーズはトレチノインでひとしきり反応させきった肌に対しても、再びビタミンA反応が出るくらいの反応力があるため、週2日の頻度を増やしたり減らしたりしながら維持します。半年から1年程度維持できた方は、トレチノインとハイドロキノン(ミラミン・ミラミックス)への耐性が抜けているため、再度セラピューティック・プログラムを行うことが可能です。年1回セラピューティックを行い、それ以外の時期はメンテナンスでキープするという使い方が非常に効果的な使い方と考えています。
セラピューティックの使い方について、以下にリンクを貼っておきますので、興味ある方は御覧ください。

https://arukeiseigeka.com/archives/334

個々の製品については、それぞれ成分効能や使い方について解説した記事がありますので、以下にリンクを貼っておきます。ご興味ある方はお暇なときに御覧ください。

必要な製品

<洗顔>

ジェントルクレンザー or ハイドレーティングクレンザー

ジェントルクレンザー(さっぱり系洗顔:普通肌・脂性肌)
(5200円 税別)

ハイドレーティングクレンザー(しっとり系洗顔:普通肌・乾燥肌)
(5200円 税別)

化粧水>バランサートナー

バランサートナー:グリコール酸配合化粧水
(6000円 税別)
肌のpHバランスを整え、美容クリームを効果的に角質層まで浸透させます。
美容クリームを肌へ最適に浸透させるために不純物を取り除き、肌のpHのバランスを整えます。アラントインやハマメリスエキス、パンテノールの肌修復作用により乾燥・敏感・刺激反応を起こした肌を、改善に導きます。
主にグリコール酸の角質除去作用と、ヒアルロン酸Naの保湿力が効能を発揮します。

レチノール美容液>デイリーPD or RCクリーム

デイリーPD :毎日使えるレチノール美容液
(18600円 税別)
デイリーPDにはレチノールと抗酸化成分が配合されており、紫外線や酸化ダメージから肌を守り、肌をやさしくケアして、キメの整った美しくて健やかなハリのある肌を形成します。
<リポソーム化したレチノールが効く>
デイリーPDに含まれるレチノールはリポソーム化(水分と油分になじむ膜で包まれること)されており、水に溶けにくい活性成分が親水性となるため、より肌へ浸透しやすくなり、長時間にわたって肌に効果をもたらします。
<カプセル化したビタミンEの抗酸化>
カプセル化した抗酸化力が高い「ビタミンE」が酸化反応にアプローチします。
<DNAの修復力>
ロキシソームやウルトラソームなどのDNAレベルでの修復を行う高い技術が取り入れられています。

 RCクリーム:デイリーPDより優しめのレチノール 
(13,000 円 税別)
「レチノール」「パルミチン酸レチノール」が肌のターンオーバーを促し、改善効果をもたらすのはいうまでもありません。RCクリームの特徴としては、それに加えてヒト型セラミド、スクワラン、シアバターの保湿に特化したバリア機能向上成分を含んでいることが挙げられます。ミクロコッカス溶解液(ウルトラソーム)も配合されており、紫外線による細胞のDNA損傷を回復させる効能もあります。

美白美容液

ミラミン or ブライタライブ or シーセラム

ミラミン:ハイドロキノン4%美白美容液
(12000円 税別)
4%ハイドロキノンを配合しており、くすみを抑える力をサポートし、肌の色調を美しく整え、色むらのない、明るく透明感のある肌をもたらします。
くすみを浄化する力をサポートする「グリコール酸」と「アスコルビン酸」も配合。
抗酸化作用のあるビタミンE(トコフェノール)がダメージを受けた皮膚の修復をサポートします。

ブライタライブ :ブライトニル配合美白美容液
(18000円 税別)
ノンハイドロキノン & ノンレチノール
肌のくすみ・色むらを整え透明感のある輝きに満ちた、明るい肌へ
ブライトニル、ダイズイソフラボン、カンゾウ根エキス などが、「しみ」や「くすみ」にアプローチし、明るく透明感のある肌を目指します。ジグルコシル没食子酸、カンゾウ根エキス、ダイズエキスを配合し、澄み渡る透明感へ。タンパク質分解酵素、パパインを配合しているため、角質層に働きかけ、生まれ変わる肌をサポート。酸化反応などにアプローチするヒマワリ種子油、ローズマリー葉エキスを配合。外的要因によるダメージに負けない肌に導きます。

シーセラム:ビタミンC配合美白美容液
(13500円 税別)
レモン250個分に相当すりビタミンCとビタミンEが配合されています。ビタミンC(アスコルビン酸)の作用で、メラニンの生成を抑制し肌の色調を整え、透明感を引き出します。また皮脂の分泌を抑制します。また、ビタミンEの抗酸化作用で、酸化ストレスに負けない肌に導きます。顔が赤くなる酒さにも効果的です。
さらにコエンザイムQ10が酸化からお肌を守り、スクワランの作用で生まれ持った自然な保湿力を高めることができます。

高濃度レチノール美容液

スキンブライセラム0.25
or スキンブライセラム0.5
or Wテスクチャーリペア
or ARナイトリペア

スキンブライセラム0.25:レチノール濃度0.25%
(10000円 税別)

スキンブライセラム0.5:レチノール濃度0.5%
(11400円 税別)

「レチノール」と「アスコルビルグルコシド」が配合されており、肌質を明るく均一に整え、紫外線などの外的ストレスから肌を守ります。「オレオソーム化」されたレチノールが効果的に安定して届けます。

肌の色素や色ムラをターゲットとし、既存の色素沈着を分解をサポートします。
肌を明るくし、肌の色調を整えることに役立ちます。将来的な肌のトラブル被害を防ぐのに役立ちます。抗酸化物質により、肌の保護と皮膚の修復をサポートします。

Wテクスチャーリペア:レチノール濃度0.5% 
(17600円 税別)
0.5%レチノールに加え、先日新発売されたファーミングセラムにも含まれている「ZCORE」、表皮真皮接合部に効くたるみケアの成分で、コラーゲンやヒアルロン酸生成を促進する「ZPRO」を配合しているため、シワやたるみの改善にも効果的です。「テクスチャーリペア」の名前に恥じない成分効能となっています。細かい顔の線状のシワを抑制し、肌のキメ・ハリを整え、肌の色合いの均一性をUPします。
①肌の余分な線やシワを減らす。(加水分解セリシン)
②均一な肌色に導く。(ビタミンC、E)
③抗酸化成分および抗刺激成分を配合。(フサフジウツギ(Buddleja 幹細胞))(βグルカン)
④肌を健康的に入れ替える。(高濃度ビタミンA[レチノール])
レチノールを微細に粒子化(マイクロエマルジョン)させており、主成分を皮膚の奥深くへ浸透させることが可能です。

ARナイトリペア:レチノール濃度1%
 (18000円 税別)
高濃度レチノール(1%)が配合されており、オレオソーム化され更に肌の浸透性があがっています。効果的に肌のハリ、透明感がもたらされます。くすみの改善力も強く、明るくて滑らかな肌質が得られます。
ZO-RRSというZO独自の植物幹細胞複合成分、ビタミンC、ローズマリー葉エキス、ひまわり種子油エキスが配合されており、上記成分効果で示したとおり抗酸化作用がもたらされます。

日焼け止め>サンスクリーンプラスプライマー

サンスクリーンプラスプライマー
(7200円 税別)
天然メラニン・酸化チタン・酸化亜鉛を配合し、紫外線(UVA/UVB)・ブルーライト(HEV)・近赤外線(IR-A)から肌を保護し、パルミチン酸レチノールやスクワラン、アスコルビン酸(ビタミンC)の美容成分が肌に改善効果をもたらします。
特にIR-Aは、肌で産生されるフリーラジカルの生成を加速させる可能性がありますが、サンスクリーンプラスプライマーに含まれるビタミンC、Eは特殊なカプセル化がされており、有害なIR-Aから肌を守り、しわ・たるみといった光老化の症状を抑制します。
サンスクリーンプラスプライマーには化粧下地としての効能もあり、塗り心地もさらっとしているため、そのままメイクが可能です。

Image by Anastacia Cooper from Pixabay